5月28日(物損事故の目撃と通報、「境界の理論と実務」寶金敏明さん著)

 今朝は、午前9時半から霞ヶ関の裁判所前での新捜査手法案反対のビラまき。
 地下鉄の出口でビラの配布をしていたら、突然頭上から白い壁の破片が落ちてきた。
 出口の構築物に接触しながら、貨物自動車が入って来て、後ろの部分が地下鉄出口の屋根の壁の一部を削り取ったよう。

 その後、自動車が一旦バックして、私の横に停止したので、このままにしてはおけないと考えて、まず、前に回って、車のナンバーを記録。
 その様子を見たようで、車から高齢の男性が降りてきて、「なんで番号を記録したのですか」と言われたので、いまこの上の壁にぶつかって壁を剥がされたので、駅の方に知らせる必要があるので」と答えたら、「知らせるんですか」と困ったような顔。車の中から茶髪の若い男性も降りてきた。
 私が立っていたすぐ前の壁の上に溜まっていた壁の残骸を高齢の男性が下に落とそうとしたので、「そのままにしておいてください」と言った後、階段を降りて、改札口にいた駅員さんに、自動車が出口の壁に接触して壁の一部がはがれたので、どなたか見に来てください」と言ったら、担当の方に電話連絡。その駅員さんも私と一緒に出口へ。
 既に別の駅員の方が見えていて、車の二人と一緒に該当箇所の確認をしていた。
 その後、更に赤い線の入った帽子をかぶった方も含めて、駅員さんの数が増えて、写真の撮影も。
 その中の一人から、「ありがとうございました。後で連絡させていただく必要が生じるかもしれませんので、お名前と連絡先を教えていただけませんでしょうか」と言われたので、名詞を1枚渡した。

 10時で街宣は終了。

 昨日の朝、裁判所の地下の本屋さんで、控訴審の審理が間もなく開始される境界確定訴訟に約に立ちそうな本(寶金敏明さんの「境界の理論と実務」(加除出版)を見つけたので、それを買いに。
 書証として提出したいと考え、4冊欲しかったのだが、在庫は2冊しかないとのこと。あと2冊の取寄せをお願いして、まず2冊購入。

 裁判所から出て、地下鉄の入口まで行ったら、警察による実況見分が開始されていた。
 駅員さんから、「お世話になりました」というご挨拶。

 帰りのバスの中で、寶金さんの本をぱらぱらとめくってみたら、本当に役に立ちそうなことばかり。
 当方が主張したと同じことが随所に記載されている。
 航空写真や擁壁についての説明も。 
 今日買った本のうちの1冊は早速依頼者に送る予定。
 依頼者も、さぞ喜ばれることでしょう。

 取寄せをお願いしたあと2冊が届いたら、裁判官の皆さんに是非読んでいただきたい箇所を指示した証拠説明書と一緒に書証として提出する予定(裁判官用としてあと3冊追加注文した方がよいかも。)。
 控訴審の第一回口頭弁論期日は、6月16日。

(追記)
午後1時半過ぎに、裁判所の本屋さんから、お願いしていた本2冊が届いたので、いつでもどうぞという電話。
 3時過ぎに受け取りに行った。
 ご主人が問屋さんに電話したら、丁度在庫がうったと言って、すぐ届けてもらえたのだそう。
 帰りに地下鉄の駅の入口で、今朝自動車が接触した部分を確認してみたら、帯状に塗装が剥がれていた。

 帰宅後、5時25分に家を出て、東銀座からは都営地下鉄と都バスを利用して、西新橋へ。
 9時頃まで勉強会。